平和のバトン

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夏休みの自由研究で、戦争について調べていた小6のNちゃん。夏休み明けのレッスンの日に「私新聞に載ったんだよ」と嬉しそうに報告してくれました。(8/28 東京新聞)1面トップ記事です!(東京新聞Web版記事→こちら

東京大空襲の話を97歳の老人にインタビューしたそうです。インタビューの相手は、お母さんの友人のご祖母とのこと。Nちゃんは12歳。それで『85歳差 平和のバトン』という見出しに。何もかもが素晴らしい経験になったことでしょう。

また、夏休みに家族旅行で広島に行き、原爆資料館や戦争の爪痕の残る似島を訪問したそうです。自由研究のために家族旅行の計画を立てるなんて、なかなかできることではありません。

広島は、私も父の転勤で住んだことがあります。オバマ大統領(当時)が広島を訪問した際に握手を交わした日本被団協の故・坪井直さんは、私の通った翠町中2年の時の担任で、当時は数学を教えていました。私も折にふれて、先生から被爆体験を聞いた一人です。初めて原爆資料館に行った日に見た、モノクロの記録映像が衝撃的で、その晩眠れなくなったことを思い出します。

…と、そんな私に代わって「戦争はいやだ」と強力に発信してくれたNちゃんはすごい!グッジョブです。

ロシアのウクライナ侵攻が未だに続き、Nちゃんだけでなく、全ての子ども達の意識の中に、本物の戦争の恐ろしさが刷り込まれたはずです。この学びを無駄にしないでほしいですね。