令和初のGWに行ったウィーン展

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東京・六本木にある国立新美術館の「ウィーン・モダン クリムト、シーレ世紀末への道」展(→こちら)に行ってきました。

友人にコスパがいいと聞いていましたが、18世紀の女帝マリア・テレジアの時代から20世紀初頭のモダン・アート、モダン・デザインの黄金期までのウィーンのいわば総合芸術の歴史展。普通の展覧会2つ分くらいの見応えがありました。

音楽で言えば、モーツァルトが小さく書き込まれている絵、シューベルトの肖像、眼鏡、ワルツ王ヨハン・シュトラウス2世の像、ロダン作マーラーのマスク、シェーンベルクの自画像など。

古典派からロマン派、20世紀前半の代表的な作曲家まで、音楽の教科書の年表に登場するたくさんの作曲家が住んでいた都市ということを実感できます。ウィーンが音楽の都といわれるゆえんです。

また絵画では、クリムトやエゴン・シーレの代表的な作品。特に鉛筆デッサンの繊細さは天才的でした。

小学生の生徒さんにはやや専門的すぎるかもしれませんが、クラシック音楽や絵画に興味がある方にはおすすめです。会期は8月5日まで。その後は大阪で開かれるようです。

ちなみにシューベルトが大好きな私は、彼の眼鏡をモチーフにした布製袋を買って満足です。