NHKのTVアニメ「ピアノの森(→こちら)」をご存知ですか?
深夜番組ですが、ピアノの大好きな少年が恵まれない環境下でショパンコンクール優勝を目指すというストーリーで、毎回ショパンの名曲がふんだんに流れ、人気ピアニストの反町恭平さんらが演奏を担当。映像のきれいなアニメなので生徒達に勧めたら、中2のM君がこれに刺激を受けて、なんと「コンクールに出たい」と言ってきました。
かくして、難関と知りつつ、かながわ音楽コンクール一次予選に本日初出場。4分間にわたるベートーヴェンソナタ第一楽章の演奏に、できるだけの準備をして臨みました。
いざとなると生徒さんよりも聴いている私のほうがドキドキです。観客のいない1000人収容のホールで、審査員の心に届く演奏をすることは容易ではないと実感しました。発表は明日。どうか一次予選を通過していますように…。
M君にとって、結果も大事ですがコンクールにチャレンジするぞと決めて、人にできない経験をしたことが、今後の大きな財産になることは間違いありません。