池袋ジャズフェスティバル2023

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今年も池袋ジャズフェスティバルの季節がやってきました。

年に1度、30分のライブステージに、沢山の団体が申込みをし、その中から抽選で選ばれた団体が、時間と場所を指定されて演奏します。2日間にわたって同時に8か所でライブをやるので、池袋の街じゅうが楽器を背負った若者や多くの観客、音楽で溢れます。2日間で約200団体出演したようです。

主催の池袋ジャズフェスティバル実行委員会(→こちら)の度量の広さには驚きます。出演者の年齢やプロアマ、ジャンル問わず。応募、審査も無料。1バンド3名以上なら誰でも応募できるらしいのです。

ゆるい縛りしかないのに、争いも事故も聞こえてきません。それもそのはず、豊島区、池袋西口商店街連合会が共催、更に東武鉄道、JR東日本、ビックカメラなど多くの企業がバックアップして、町おこしの一大イベント、お祭りになっているのです。

もし私がアマチュアバンドに所属しており小心者でなかったら、絶対に応募します(今の所、私はあいにく身内の追っかけ専門ですが)。何百人もの観客の前で気持ちよく演奏できるのですから。

YouTubeと違って、聴衆の反応がじかに返ってきますから、ライブの醍醐味がたっぷり味わえます。

そもそも金管楽器やサキソフォン、ドラムはマーチングの楽器なので、屋外で高らかに音を鳴らすのに都合のいいように作られています。それが時代を経て、屋内で演奏されるバンド編成になり、ダンスミュージックに。身体を動かしたくなるグルーヴを5月に屋外で体感できるとは、聴く方、聴かせる方、ともに幸せな時を過ごせて最高ですね。

入場無料、予約不要、屋外なのに座席の用意があって、プログラムの配布も各団体のMC(司会者)もあって、老若男女問わず楽しめるイベントです。ジャズ好きの皆さんもそうじゃない方も、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?