年末年始は映画館のはしごをして過ごしました。
「ボヘミアン ラプソディ(→こちら)」は、世界的なロックバンド「クイーン」のボーカルで、1991年に45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーの、絶頂から破滅への数奇な人生が、最後にチャリティコンサート「ライブ・エイド」に昇華していく過程がすばらしかったです。
「ピアソラ 永遠のリベルタンゴ(→こちら)」では、アルゼンチンで右足に障がいを持って生まれた子が、親の愛とバンドネオンとの出会いにより人生を切り開き、苦悩しながらもタンゴ界の革命児として大成していく様に魂をゆさぶられました。
偉大な音楽家の生み出す音楽は、その人の深い苦悩の副産物だと私は思います。
クラシック音楽のすばらしさと、ロックやタンゴなど現代に息づく音楽の生き生きとした魅力を、生徒さんに体験して頂くためには、私も気力、体力を充実させないとなりません。今年もアンテナを張り巡らしてがんばります。