今年も残りわずかとなりました。
振り返れば本当に忙しい一年でした。
3月:ライプチヒ~ボンを巡る旅行
7月:「第17回ピアノをかこんで」開催
9月:「デュオの会」のコンサート出演
12月:「トリオの愉しみ」出演、「動画でつなぐクリスマス・ミニミニコンサート2024」開催
と休む暇がありませんでした。
12/1の「トリオの愉しみ」では、ライプチヒの楽譜屋で見つけたフェリックス・メンデルスゾーンの姉、ファニー・メンデルスゾーンの「ピアノトリオOp.8」第2,3楽章を発表することができました。日本ではあまり知られていないファニー・メンデルスゾーンは、ドイツのピアニスト・作曲家・指揮者で女性作曲家のパイオニアと言われています。
生徒たちは、暑い夏の発表会が終わって次の曲を選んだと思ったら、すぐに「動画でつなぐクリスマス・ミニミニコンサート2024」の撮影準備に突入。
「発表会のあとだから、今回は自由参加でいいからね」と伝えたにも関わらず、中学受験を控えた小6の二人も積極的に参加してくれました。これには脱帽です。
中には大曲に取り組んでしまったが為に、最後まで仕上がらなかった生徒もいました。結局不参加という本人の選択を覆すことはできませんでしたが、最後まで頑張ったので参加賞のかわりに努力賞をさし上げます。
今回嬉しかったことがあります。初の「親子弟子」デビューです。幼稚園から中3までレッスンに通っていたMちゃんと、ある日ばったり会い「まだピアノ教えていますか?子どもを通わせたいのですが。」とのお申し出が。彼女は5才の男の子と3才の双子の女の子のママになっていました。
これは気合を入れないとと手探りのレッスンスタート。1人15分で、だれかが熱を出すたびに3人揃ってお休みでなかなか先に進まず…。それでもお兄ちゃんは「うたとピアノの絵本(1)みぎて」が無事に終わり、憧れの両手で演奏できました。
反省点は選曲の重なった生徒が何人か出たこと。「この曲なら」との条件で直前に参加を決めた生徒さんだったので、調整の余地なしでした。人気曲にありがちです。
でもそんな中で思わぬ展開が!、何人かが「ジングルベル」を弾いたのですが、その中のNくんは、お母様が素敵な鈴を用意して参加され、曲に変化をつけてくれました。
これにはびっくり!。「スレイベル」という楽器で、持つとずっしりと重いですが、とてもいい音色がします。これから毎年クリスマスにお家で楽しむそうで、Nくん大喜びですね。
撮影のプレッシャーの中頑張った皆さん、楽しいコスプレをしてくれた皆さん、サポートして下さったご家族の方々、動画を見事に編集してくれたスタッフさん、ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。