皆様、あけましておめでとうございます。
昨年はコロナ2年目で、さらなる我慢と自粛を強いられた1年でした。そしてコロナもほぼ終息か・・と思ったのも束の間、第6波の到来。
完全に元の生活には戻れなくても、新しい習慣が定着してウィズコロナでそれなりに楽しい日々が訪れますようにと願っています。
昨年後半から、コンサート活動も徐々に再開されました。この流れが止められることのないように、演奏する側も聴く側も、感染対策に細心の注意を続けていかなければと思います。
当教室は、箱根駅伝の今年の優勝校である青山学院大学の原監督にあやかり『パワフル大作戦』で、1人ずつ目標を持ってしっかりと取り組んで参ります。困難な状況の中でも、わき目もふらずにできることをコツコツやり続けることが、精神的な安定や健やかな毎日につながるのだと確信しています。
さて、年末には2回目となる『動画でつなぐクリスマス・ミニミニコンサート』を実施しました。5日間で5本、計90分ほどの映像作品になりました。限定公開ながら、動画再生回数約380回にもなり、無事に配信できてほっとしています。
今回の撮影現場は?というと、生徒の成長に伴って「できたできた」だけではすまなくなり、不安、緊張、動揺など、別の一面も顔をのぞかせました。欲がでてきたのは良いことですね。
生演奏では、ふとした瞬間にミスが起こることがあり、動揺するとさらに乱れます。だからプロの演奏家はそれを最小限にとどめる方法を身につけています。
アマチュアの演奏は、完璧をめざしすぎないほうがプレッシャーも少なく、うまくいくかもしれませんね。
小さなミスは弾きなおしせずにスルー、もし頭が真っ白になってどこを弾いているか全くわからなくなったら、わかる所にもどって弾くこと。
たくさん本番を重ねている人ほど、たくさんの失敗を経験しています。その経験は宝物です。まずは失敗の不安を乗り越えることから、今年はスタートしましょう。